基礎から学ぶARKit iOS16 及び Xcode14 対応

本資料について

「基礎から学ぶ ARKit」で解説しているサンプルコードや内容について、iOS 16とXcode 14に対応するための補足情報をまとめました。

また、確認中に訂正が必要な場所が見つかったので、その訂正情報についても記載しています。

動作確認環境

以下の環境で動作確認を行いました。

CHAPTER 01

Section 003, 平面を検出する, P.38 - P.39

サンプルコードで使用している、ARPlaneAnchor.extentプロパティはiOS 16からは非推奨となりました。そのため、警告が表示されます。

Section 003, 平面を検出する, 検出された平面の位置と大きさ, P.40

iOS 16からARPlaneAnchor.extentプロパティは非推奨となったので、iOS 16以降はARPlaneAnchor.planeExtentプロパティを代わりに使用してください。ARPlaneAnchor.planeExtentプロパティはARPlaneExtentクラスです。ARPlaneExtent.widthプロパティとARPlaneExtent.heightプロパティを使ってサイズを取得できます。

CHAPTER 02

特になし

CHAPTER 03

特になし

CHAPTER 04

Section 018, P.129

「Bundle Identifier」と「Display Name」の変更についてですが、Xcode 14以降で作成したプロジェクトなど、「Display Name」が空欄になっている場合は、「Build Settings」タブの「Packaging」内の「Product Name」が参照されています。「Product Name」をダブルクリックすると編集可能ですが、「$(TARGET_NAME)」と表示された場合は、ターゲット名が参照されているので、ターゲット名を編集します。

Xcode 14以降では「Bundle Identifier」がグレーアウトされ編集できないことがあります。この場合は入力欄の右側に表示された「→」(右矢印アイコン)をクリックすると、「Signing & Capabilities」タブが表示されます。「Signing & Capabilities」タブの「Bundle Identifier」を編集します。

CHAPTER 05

特になし

CHAPTER 06

特になし

CHAPTER 07

特になし

CHAPTER 08

特になし

CHAPTER 09

特になし

CHAPTER 10

Section 052, P.290

操作手順4ですが、iOS 16とmacOS 13の組み合わせでは、「カメラ」と「画面」という2つのセクション両方にデバイスが表示されます。「画面」セクションのデバイスを選択すると、デバイスの表示内容がウインドウに表示されます。

以上