「基礎から学ぶ ARKit」で解説しているサンプルコードや内容について、iOS 16とXcode 14に対応するための補足情報をまとめました。
また、確認中に訂正が必要な場所が見つかったので、その訂正情報についても記載しています。
以下の環境で動作確認を行いました。
サンプルコードで使用している、ARPlaneAnchor.extent
プロパティはiOS 16からは非推奨となりました。そのため、警告が表示されます。
iOS 16からARPlaneAnchor.extent
プロパティは非推奨となったので、iOS 16以降はARPlaneAnchor.planeExtent
プロパティを代わりに使用してください。ARPlaneAnchor.planeExtent
プロパティはARPlaneExtent
クラスです。ARPlaneExtent.width
プロパティとARPlaneExtent.height
プロパティを使ってサイズを取得できます。
特になし
特になし
「Bundle Identifier」と「Display Name」の変更についてですが、Xcode 14以降で作成したプロジェクトなど、「Display Name」が空欄になっている場合は、「Build Settings」タブの「Packaging」内の「Product Name」が参照されています。「Product Name」をダブルクリックすると編集可能ですが、「$(TARGET_NAME)」と表示された場合は、ターゲット名が参照されているので、ターゲット名を編集します。
Xcode 14以降では「Bundle Identifier」がグレーアウトされ編集できないことがあります。この場合は入力欄の右側に表示された「→」(右矢印アイコン)をクリックすると、「Signing & Capabilities」タブが表示されます。「Signing & Capabilities」タブの「Bundle Identifier」を編集します。
特になし
特になし
特になし
特になし
特になし
操作手順4ですが、iOS 16とmacOS 13の組み合わせでは、「カメラ」と「画面」という2つのセクション両方にデバイスが表示されます。「画面」セクションのデバイスを選択すると、デバイスの表示内容がウインドウに表示されます。
以上