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大人のぬり絵帖 鮮やか野菜&果物

このページは、「大人のぬり絵帖 鮮やか野菜&果物」の専用ホームページです。書籍の内容、作家からのメッセージなどをご紹介します。

大人のぬり絵帖 鮮やか野菜&果物

■価格:1,380円+税 ■ ISBN4-903111-42-3
日本ぬり絵協会・海野豊美 著/C&R研究所刊

書籍紹介はこちらamazonで購入

特徴やQ&A

おしゃれで心温まる静物画を描く水彩画家、海野豊美氏の野菜と果物をモチーフにした絵画11点をぬり絵にしました。

今までの何倍も楽しめる「大人のぬり絵帖」シリーズ。付属の下絵にそのまま色を塗れば普通のぬり絵として気軽に楽しめます。何度も塗りたい場合や失敗した場合でも、下絵をパソコンから印刷すれば何回でもチャレンジできます。そして、一番のお勧めは、パソコン上のソフトで行うぬり絵。パソコンで着色したぬり絵は、ホームページやブログに載せたり、メールに添付して送ったり、絵はがきやカレンダーなどのグッズを作ることも可能です。

※付録のCD-ROMには、PDF形式の下絵データとぬり絵ソフト(水彩7の体験版)が収録されています。

作家からのメッセージ(海野 豊美 氏)

“美味しいとこ取り”のぬり絵
 もともとは子供の遊びだったぬり絵。「ぬり絵」の言葉だけで懐かしさを感じます。
 この「大人のぬり絵帖」は色を塗るだけでなく“作る”という楽しさをも兼ね備えている、懐かしいけれど新しいぬり絵なのですよね。(同じぬり絵に何度も塗り方を変えて楽しめるからです)
 私も描くにあたっては“作る”を念頭においてモチーフを考えました。野菜や果物をそのままの形で描くのではなくお洒落で飾りたくなるようなぬり絵です。そのために、ほうれんそうと紫玉葱のモチーフでは小さなビニール袋に入れて曲がったほうれんそうを冷蔵庫で作りましたし、パプリカと水滴のモチーフではステンレス台にサラダ油を塗っておはじきのような水滴を作ったりしました。こんなことばかりしていたので締め切り日に追われてたいへんでした。(編集者の方ごめんなさい)
 モチーフを考え構図を決めるのに悩んだり、下描きに手間取ったりしても色を塗る段階になるととっても楽しい気分になります。これが絵描きのよろこびってものでしょうかしらって思っています。ぬり絵は絵描きのよろこびだけを味わえるという“美味しいとこ取り”なのかもしれませんね。
 塗り方をどうしようって思われる方がいたら好きに塗りましょうって私だったら言ってしまいますね。だって、“美味しいとこ取り”のぬり絵なのですから楽しまなくては。
たとえば
●小学生の頃色鉛筆で無心に塗った地図帳を思い出しながら
   (枠だけ濃く中は薄く淡い色で)
●輪郭に関係なく同系色のパステルで重ね塗りをして消しゴムで色を落とせば雑誌の挿絵のようですし
●輪郭線を筆ペンでなぞってから区切られた一つ一つをさまざまな色で塗ればステンドグラスのようになります。

絵描きのよろこびを味わいながら作る楽しさも味わってくださると嬉しいなあと思って今日はこの三つの方法で描いてしまいました。
パステル画は小さな額に入れて飾りたくなりました。サインも入れてね。

編集担当者からのメッセージ

 「鮮やか野菜&果物」では、見ていて楽しくなるような素敵な絵画が揃いました。この11点の絵画は一見、スッと揃ったように見えますが、実はぬり絵として塗りやすく、なおかつ美しい原画に仕上げるために、画家の海野豊美さんにはぎりぎりまで何度も手直しや描き直しをしていただいているのです。その飽くなき挑戦の甲斐があって、本当にすばらしい仕上がりになっていると思います。  今回、このぬり絵の編集を行って、野菜や果物にはこんなにいろいろな色や形があってそれぞれ美しいということを、あらためて感じました。自然の造形はすばらしいですね。このぬり絵を行うと、題材の食材の味を思い浮かべたりして、本当に美味しそうな感じがしてきます。ぬり絵をしながら、ちょっと素敵な献立を思いつくかもしれません!?  そのまま下絵用紙に塗って額に入れて飾っても楽しめますが、ぜひ、パソコンで塗って、バースデーカードや季節のハガキなどに使ってみてください。きっと、楽しい話が広がることと思います。(担当:小嶋)

収録絵画一覧

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