SUPERサイエンス 空気を資源に変える化学MOF(金属有機構造体)
2025年、ノーベル化学賞によってその真価が証明された革新素材「MOF(金属有機構造体)」。本書は、世界が熱狂するこの「空間を設計するナノ技術」の全貌を、ビジネスと環境の両面から解き明かします。排出されるCO2を回収して燃料に変えるカーボンリサイクル、常温・低圧での水素貯蔵によるエネルギー革命、さらには砂漠の空気から飲料水を創り出す技術まで詳しく解説。
MOFは気候変動や水不足という人類の難題を突破する「21世紀の錬金術」です。日本が世界をリードするこの戦略物資が、私たちの暮らしと経済の覇権をどう塗り替えるのか。未来を創る1冊です。
目次
●Chapter.1 MOF(金属有機構造体)とは
●Chapter.2 超分子容器の空間設計
●Chapter.3 廃棄するCO2を「資産」に変える
●Chapter.4 「運ぶ・貯める」水素エネルギー革命
●Chapter.5 砂漠で水を創り出す
●Chapter.6 新しい化学反応と不燃電池の創作
●Chapter.7 世界をリードする日本のMOF技術
著者紹介
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は200冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。
担当編集者から
2025年ノーベル化学賞で脚光を浴びた革新素材「MOF(金属有機構造体)」。本書は、CO2を資源に変えるカーボンリサイクルや、水素貯蔵、砂漠での水生成など、地球規模の課題を解決する「21世紀の錬金術」の全貌を解説します。日本が世界をリードするこのナノ技術が、未来の経済と暮らしをどう変えるのかに迫る1冊。











