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Symbolブロックチェーンで作る 実用アプリケーション

 本書では、ブロックチェーンを自社に応用したい企業のニーズに応えるために、ブロックチェーン技術の基礎から応用までを網羅的に解説しています。Symbolブロックチェーンをベースにブロックチェーンの特徴、開発環境の構築、基本的なアプリケーション開発、応用事例としてDAO(分散型自律組織)の構築、他ブロックチェーンとの連携など、幅広いテーマを扱っています。
 本書を読むことで、ブロックチェーンの仕組みを理解し、ビジネスへの活用方法を学ぶことができます。また、本書では、実際に手を動かしながら学べるように、TypeScriptやPythonで書かれたサンプルコードやデモアプリケーションを用意しています。これらのサンプルコードやデモアプリケーションを通じて、ブロックチェーンの開発を体験できます。

 

商品名:
Symbolブロックチェーンで作る 実用アプリケーションNEW!

 

価格:3,410円+税
ISBNコード:978-4-86354-480-2
本のサイズ:A5判/ソフトカバー
著者:株式会社Opening Line

目次

CHAPTER 01 ブロックチェーンの基礎と実践
CHAPTER 02 Symbolブロックチェーン開発環境の構築
CHAPTER 03 SymbolブロックチェーンWebアプリケーション開発の基礎
CHAPTER 04 DAOの概要と構築するDAOアプリケーションについて
CHAPTER 05 DAOの作成と管理者の追加・削除
CHAPTER 06 ガバナンス投票の起案と実施
CHAPTER 07 モザイク(トークン)の作成・配布・回収
CHAPTER 08 交換アイテムの作成およびポイントモザイクを用いた交換
CHAPTER 09 クロスチェーンとは
CHAPTER 10 Symbolブロックチェーンによるアトミックスワップの実装
CHAPTER 11 Symbolブロックチェーンによるデータストレージの活用

著者紹介

■著者紹介

株式会社Opening Line
Opening Lineは、物語の幕開けを告げる最初の一行を意味します。私たちはSymbolブロックチェーンを活用し、信頼と革新を核に、新しい社会やビジネスの未来を描きます。安全なファイル共有「Juggle」や体験型スタンプラリー「ピースコレクション」、トレーサビリティシステムの開発、NFT認定証などを通じ、社会課題解決への第一歩を提供しています。


■執筆者紹介

佐々木 亮一(ささき・りょういち)
株式会社Opening Line 代表取締役。前職では25年以上にわたり製造業向け基幹システムの導入支援に従事。2017年、ものづくり領域へのブロックチェーン技術の適用を目指し、株式会社Opening Lineを創業。長年のソフトウェアエンジニア経験と経営視点を活かし、非金融分野のみならず広くブロックチェーン技術の社会実装を推進している。とりわけ製造業への技術貢献に力を注ぎ、デジタル技術と産業の融合を通じた新たな価値創造に取り組んでいる。
京都府京都市出身。趣味は自然観察。

岡田 和也(おかだ・かずや)
Opening Line ブロックチェーンイノベーション事業部 部長(通称Daoka)。
Symbolブロックチェーンを活用した自社サービスの企画・開発やトレーサビリティシステムなどの受託開発など幅広く携わる。Symbolのローンチ前からコア開発者と交流を深め、テスト時にはチェーン停止させたトランザクション通称「ダオカ砲」を発生させるなど、Symbolブロックチェーンの安定化・発展に貢献している。

坂本 優樹(さかもと・ゆうき)
長野県在住。IT企業で運用監視業務を中心に幅広い経験を積んだ後、2022年よりOpening Lineに参画。現在は受託開発案件のプロジェクトマネージャーとして従事している。本書では第11章を担当。趣味はスキーとスノーボード。最近コブ斜面を滑り降りられるようになり、さらに楽しみが増えている。

稲垣 達大(いながき・たつひろ)
大学から大学院にかけて、秘密鍵の安全な管理手法や、ブロックチェーンを活用した認証システム、自己主権型アイデンティティ(SSI)に関する研究に取り組む。研究の一環として、Symbolに対応したブラウザ拡張機能「SSS Extension」を開発・リリースし、本書のデモアプリケーションをはじめ、Symbolを用いたさまざまなWebアプリケーションで活用されている。
現在はOpening Lineにて、自社開発プロダクトの企画立案からPoC(概念実証)の実施、製品開発まで幅広く携わっている。
本書では、第5章と第8章を担当し、デモアプリケーションの設計・実装および技術解説を執筆した。
愛称は「いなたつ」。

山根 良輔(やまね・りょうすけ)
Opening Line ブロックチェーンイノベーション事業部所属。
NFTでデザインできるSymbolブロックチェーン対応仮想通貨ウォレットアプリ「EXYM」を開発・リリースし、クリエイターエコノミー創出やサービス事業者支援に取り組んでいる。
現在は新規プロダクトの研究開発および受託開発に携わっており、本書ではDAOに関する解説やデモアプリケーションの設計・実装を担当した。

ともひろ
Opening Line ブロックチェーンイノベーション事業部所属。小さい頃は近所の人たちに手を振っていたが現在は会議で映り込んだ子たちに手を振っている。

yiid
本書の第2章と編集を担当。2024年よりOpening Line ブロックチェーンイノベーション事業部に所属。
今後ブロックチェーンがどのようなシーンで展開され、利用されていくかということをよく想像している。また、かねてよりアートの領域に携わった経験から、ブロックチェーンとアートの表現のつながりに関心を寄せている。

星川 健太(ほしかわ・けんた)
ネットワークエンジニアから整体師と異色の経歴で、現在はブロックチェーンエンジニアとしてOpening Lineで活動中。個人開発では過去に、病院の待ち人数を可視化するアプリ「いま何人じゃ」、Tシャツとアプリを連携させて、パパと赤ちゃんが楽しく(楽に)遊べる「papa to baby」をはじめ、機械学習を使ったボートレースの予想など雑多に楽しいものを作ってます。本書では第3章を担当。

担当編集者から

本書ではSymbolブロックチェーンを使ったアプリ開発について、ていねいに解説しています。ぜひ、デモアプリやサンプルコードに触れてみてください。(吉成)

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