SUPERサイエンス 意外と奥深い日本の肉食文化の歴史
「肉食禁止の国」と思われていた日本ですが、その裏には知られざる豊かな肉食の歩みがありました。本書は、縄文時代の卓越した狩猟技術から、仏教伝来によるタブー化と「薬喰い」としての密かな普及、山を守るマタギの知恵、そして文明開化の牛鍋ブームまでを徹底解説。霜降り肉や独自の鍋文化といった世界でも異彩を放つ日本の肉文化と、日本人の栄養史の変遷を一冊で学べる、食と歴史の意外な関係に迫る一冊です。
目次
●Chapter.1 縄文時代の狩猟技術
●Chapter.2 肉食タブーの歴史
●Chapter.3 マタギという生態系管理者
●Chapter.4 江戸の庶民は肉を食べていた
●Chapter.5 非常時の肉食
●Chapter.6 精力剤としての肉食
●Chapter.7 文明開化の食生活革命
●Chapter.8 日本の肉文化は世界でも特殊
●Chapter.9 日本人の栄養状態の時代変化
著者紹介
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は200冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。
担当編集者から
縄文の狩猟から仏教の影響、江戸の「薬喰い」、明治の牛鍋革命、独自の霜降り文化まで、日本人が紡いできた肉食の変遷と知恵を、栄養状態の時代変化とともに、知られざる日本の食文化史を解き明かす1冊です。






