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基礎から学ぶ 組込みRust

Rustの組込み開発に必要な知識を身に付けながら、マイコン「Wio Terminal」を動かしてみよう!
組込み開発の概要や開発環境の構築方法はもちろんのこと、Rustの基礎についても解説!
マイコン「Wio Terminal」のデバイスを操作するための豊富な実例を掲載!

【「はじめに」より抜粋】
 RustはC/C++一強の組込みソフトウェア開発に、一石を投じる可能性があるプログラミング言語です。Rustで書かれたプログラムは、C/C++で書かれたプログラムに匹敵する実行速度、メモリ効率で動作します。そのうえ、C/C++で課題となる安全性について、その多くを解決しています。
 私は2018年にRustと出会い、Rustの導入によりもっとも恩恵を受けるのは組込み開発なのではないか、と考えるようになりました。ただ、どれほどプログラミング言語が優れていても、利用人口が増えて、ライブラリが整備されなければ、「可能性があるプログラミング言語」のままです。今回、Rustが組込み開発で有力な選択肢になる未来を期待して、Rustによる組込み開発を取り扱う本書を執筆することとしました。

 組込みRustに関して、すでにコミュニティが素晴らしいドキュメントを公開していますが、Rustの習得が前提となっており、単独で組込みRustを学習できるものではありませんでした。本書では、Rustの基礎から組込みRustでアプリケーションを作るまでを片手で持てる程度の本にまとめています。豊富なデバイスを搭載しているWio Terminalを題材としており、さまざまなデバイスをRustで扱うサンプルを用意しました。本書を読み終わったあと、遊ぶにも困らない代物です。

 

商品名:
基礎から学ぶ 組込みRustNEW!

 

価格:3,820円+税
ISBNコード:978-4-86354-337-9
本のサイズ:A5判/ソフトカバー
著者:中林 智之/井田 健太

目次

Chapter 1 Rustと組込みシステム
Chapter 2 開発環境の準備
Chapter 3 Rustの基本
Chapter 4 Wio Terminal
Chapter 5 組込みRustの基礎知識
Chapter 6 Wio Terminal搭載のデバイスを使う
Chapter 7 LCD表⽰
Chapter 8 アプリケーション作成


著者紹介

中林智之(なかばやし・ともゆき)
低電力プロセッサに関する研究で博士号を取得後、組込みLinuxに携わる組込みソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを選択。現在はNature株式会社で、IoTプロダクト「Nature Remo」のファームウェア開発を行っている。2018年にRustと出会い、以来、組込みRustのドキュメント翻訳や雑誌への寄稿といった組込みRustの普及活動を継続中。
Twitter:@tnakabayashi

GitHub:@tomoyuki-nakabayashi


井田健太(いだ・けんた)
後工程半導体製造装置メーカーに就職し、装置用の組込みソフトウェア開発に従事。転職を経て、現在は主にFPGAの論理設計やそれに関係したドライバ開発を担当している。趣味のマイコンプログラミングに関連して、2019年に開催された技術書典7でESP32マイコン向けの組込みRust本を頒布などを行っている。
Twitter:@ciniml

GitHub:@ciniml

担当編集者から

本書ではRustを組み込み開発に利用するためのノウハウを丁寧に解説しています。ぜひ、本書を読みながら、実際にマイコンを動かしてみてください。(吉成)