SUPERサイエンス 意外と深い!うどんを巡る歴史冒険
本書は、米社会の「第二の主食」として独自の進化を遂げたうどんの歴史を、「なぜ稲作大国で小麦文化が生き残ったのか」という逆説的な視点から解き明かします。
中世に「饂飩」が登場し、カツオ節・昆布の出汁と醤油によって「日本型うどん」が完成するまでの道のりや伊勢神宮や金刀比羅宮など「神社・信仰」の場との知られざる深い結びつきにも焦点を当てます。
また、個性豊かなご当地うどんの文化や飢饉時の救世主としての役割、現代のラーメン・パスタとの比較を通して、米と小麦のせめぎ合いの深層に迫る一冊です。
目次
●Chapter.1 中世に登場する「うどん」
●Chapter.2 弥生時代に始まった小麦栽培
●Chapter.3 出汁と醤油が拓いたうどん文化
●Chapter.4 神社とうどんの不思議な結びつき
●Chapter.5 各地に根付いた個性派うどん
●Chapter.6 米文化の中での小麦の役割
著者紹介
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。
担当編集者から
本書は、稲作大国日本で小麦文化が生き残った謎を解き明かす、うどんの歴史書です。中世に登場した「饂飩(うどん)」が、出汁と醤油により「日本型うどん」へと進化する過程を追います。今では身近なうどんですが、伊勢神宮や金刀比羅宮など神社・信仰の場との知られざる深い結びつきや米と小麦のせめぎ合いという日本食文化の深層に迫る一冊です。











