そろそろ常識? マンガでわかる「Linuxコマンド」
■価格:2,230円+税 ■ISBN978-4-86354-346-1
■本のサイズ:A5判/ソフトカバー ■著者:水野 源/監修:宮原 徹/イラスト:大原 ロロン/編集・制作:株式会社リブロワークス
本書は、コマンドライン経験がまったくない人向けに、マンガでLinuxのコマンドを解説しています。ディレクトリの探り方、Webサーバーのインストール、SSHによる遠隔ログインといった基礎を説明します。
【「はじめに」より抜粋】
⻑年、Linux初学者を教えていますが、コマンド操作は「何やら難しそう」と感じるようです。WindowsなどのGUIでは「実⾏できること」が画⾯に表⽰されるので、マウス操作でやりたいことを簡単に実現できます。GUIの簡単操作に⽐べると、Linuxのコマンド操作はただ黒い画⾯が表⽰されるだけなので「難しそう」と感じるのでしょう。
でも実は、Linuxのコマンドを使いこなすのはそれほど難しくありません。私たちがお仕事でLinuxを扱うとき、ほとんどの作業では基本的ないくつかのコマンドしか使いません。また、コマンド操作にも⼀種の「お作法」というべきルールがあり、コマンドのほとんどはこのルールに従って使うように作られています。もし知らないコマンドが出てきたとしても、その使い⽅はルールにのっとれば類推できます。英語学習にたとえれば、ルールは⽂法、コマンドは単語や熟語のボキャブラリーを増やすことに似ています。GUIでゲームをしたり、Webブラウザを操作したりしながら基本操作を覚えていくのと同じように修得できます。